股関節の痛みについて
このような股関節の痛みや不安はありませんか?
- 歩くと股関節がポキポキと音が鳴る。
- しばらく歩くと股関節が痛くなってくる。
- 立っていると股関節に違和感・ハリがある。
- 股関節が痛くて和式トイレでしゃがめない。
- 自転車に乗る乗る時、股関節が引っかかる感じがする。
- 出産前後から股関節に抜けるような違和感と痛みがある。
股関節の仕組み
股関節は骨盤の左右にある股関節の受け皿の部分が、大腿骨の上部の丸い部分をボールのように受け取るような仕組みになっています。
股関節は、体のなかで最も大きい関節で、体全体の重みを支え、なおかつ、走ったり跳んだりしゃがんだりと、大きな動きをする際の要となる関節です。
また、股関節は骨盤と繋がっており、そして骨盤は脊柱(背骨)と繋がっているため、全身の歪みが股関節に負担をかけるような構造になっています。
そのため、股関節の痛みの原因は、股関節そのものとは限りません。 骨盤・膝関節・足首・足指の怪我や歪みなどが原因で、股関節が痛くなることもあります。
下記で、股関節の痛みの主な原因を説明していきます。
股関節の痛みの原因となる主な病気
股関節が痛む代表的な疾患です。
これらの病気の疑いがある場合は、まずは整形外科のある病院を受診してください。
福岡東鍼灸整骨院では検査・問診をしてから施術を行いますので、病院の受診が必要と判断した場合は、当院が連携している病院をご紹介しますのでご相談ください。
●変形性股関節症
股関節が痛くなる代表的な病気で、女性に多いのが特徴です。
股関節のクッションの役割をしていた軟骨が、摩擦や加齢によりすり減ることで、骨が削れたり変形を起こすために生じる病気です。
◯一次性変形性股関節症…原因不明な場合が多く、股関節の関節軟骨がすり減って骨が変形する。欧米に多い。
◯二次性股関節症…先天性股関節脱臼や股関節の発育が悪く(臼蓋形成不全)、外傷や感染症が続発する。日本に多い。
安静にすれば炎症が治まり痛みが軽減します。そうして多くの方が、非常にゆっくりと症状が進行していきます。
●大腿骨骨頭壊死症
大腿骨の骨頭部分の血流が悪くなり、骨の細胞が死んでしまう病気です。
原因には、ステロイド剤の服用や放射線被曝、アルコールの摂取、外傷などがあります。股関節の痛みは、変形性股関節症と同様に、長期間かけて痛みが増していきます。
●股関節の痛みの原因となるその他の病気
・関節リウマチによる股関節症…身体の多くの関節が炎症を起こし、腫れて痛む病気です。
・感染による股関節炎…何らかの原因で股関節に細菌が侵入して炎症が起きる炎症。乳児にも見られます。
・骨粗しょう症から大腿骨頚部転子部骨折…骨がもろくなりちょっとしたことで骨折しやすくなります。
股関節の痛みの原因となる障害
●スポーツで股関節が痛む代表的な障害
激しいスポーツでなくても、スポーツの前に準備運動をしないと股関節に負担がかかり炎症を起こすことがあります。股関節の痛みをそのまま放置していると変形性股関節症になってしまう場合もあります。
スポーツの競技特性やフォームのクセによって、股関節に限らず故障の原因になります。怪我予防・パフォーマンス向上のためにも、スポーツ選手は定期的に体のバランスを整える必要があります。
・グロインペイン症候群…サッカー選手によくある障害で、複数の怪我の総称。恥骨に過度なストレス・負荷が原因で股関節や足のつけ根が痛くなる障害。
・股関節唇損傷…過度な股関節の運動(バレリーナ・新体操・ダンサーなど)により、骨盤側の臼蓋を縁取りするような取り巻く繊維が磨り減り、股関節に痛みや違和感が生じます。
股関節の痛みの原因と生活習慣
<股関節が痛いのは股関節そのものが原因とは限りません。生活習慣を見直して、股関節の負担を軽減することで股関節の痛みを軽減させたり、症状の進行を遅らせることができます。
股関節周辺の筋肉が緊張して痛みが生じている場合がほとんどです。
股関節に負担をかける生活習慣が続くと、徐々に股関節周辺の筋肉が緊張して、股関節の問題が生じてきます。
●股関節が痛くなりやすい生活習慣
(1)股関節に負担がかかる姿勢
猫背・足を組んで座る・横座りで床に座る・片足に重心をかけて立つなど、無意識にやっている姿勢のクセが、股関節痛を引き起こす原因になります。
(2)長時間同じ体勢でいる
長時間の立ち仕事・座り仕事、車の長距離運転など、長時間同じ体勢でいることも股関節痛を引き起こしやすいです。
(3)体の片方に重心がかかる状態
カバンをいつも同じ手や肩で持つ、腰痛や膝痛で痛みをかばうような歩き方をしているなど、左右どちらかに偏った力がかかっていると、股関節痛になりやすい状態になっています。
福岡東鍼灸整骨院の股関節の痛みへの対応
福岡東鍼灸整骨院では、まずは、カウンセリングと問診・検査に十分時間をとり、股関節の痛みや不安の原因を判断してから、治療方針をたてていきます。
股関節の痛みの原因によっては、他の医療機関をお勧めする場合もございます。
症状によっては、医療機関と連携をとり、痛みの軽減や症状の進行を遅らせる施術をすることもあります。
股関節の症状はゆっくり進んでいきますので、違和感・不安感を感じている段階でご相談頂ければ、未然に痛みを防げることが多くあります。
まずは、股関節の痛み・ご不安な症状をご相談ください。
あなたの股関節の悩みを一緒に解決していきましょう。